私たちについて

協会理念
江戸時代より脈々と続く
日本の魚食文化を培ってきた
魚河岸の目利き文化の維持発展のための
啓蒙活動を行なっております。
設立趣意
一般社団法人 東京築地目利き協会は、2017年、移転問題で揺れる市場に『未来永劫変わらぬ存在価値』を見い出し、育むために設立されました。

いつのころからか、築地市場がブランドとなり、いまや世界中にその名が知られるようになりました。そのため、市場移転問題が大きく取り上げられ、「築地ブランド」の危機とまで言われるように。しかし、市場移転は、過去にもありました。日本橋から築地へ。その際にも移転反対の声はあがっていたのです。

歴史は繰り返す。2018年10月に豊洲へ市場が移され、いま新たなブランド作りをしている真っ最中です。私たちは、江戸時代の日本橋から代々紡がれてきた市場において、魚を売買する仲卸の目利きに焦点をあて、未来永劫変わらぬ価値として魚河岸目利き文化を広く知っていただき、継承するために活動をしております。そして、『MEKIKI』を世界共通語にすることを目指しております。

また一方で、自然環境の変化、人口の変化、食嗜好の変化、グローバル社会への転換、インターネットの発展など変わりゆく環境に柔軟に対応し、新たな取り組みも行なっております。

文化とは、芯の部分は変わらず、その時代時代に合った色を重ね合わせて、維持発展させるもの。私たち協会が、その役割を担うよう努力を重ねてゆく所存です。

代表理事 佐藤 篤子
構成役員
代表理事 佐藤 篤子
専務理事 本間 奈々
専務理事 渡辺 さくら
常務理事 荒川 あやこ
常務理事 根本 朋美
私たちの紹介
一人ひとりの個性と女性ならではのまなざしを活かし、
ビジョン実現へ向けて、明るくおいしく活動しております。
日本の魚食と市場文化のエバンジェリスト
佐藤 篤子
代表理事
父は懐石料理人。母は魚河岸おさめや*。生粋の日本食文化のなかで育つ。本人も料亭の女将を経験後、築地場内仲卸へ就職。その後、家業を手伝うなかで、日本が誇るこの市場の活気や生魚食習慣が失われつつあることに気づき、協会を創設。代表として、魚食文化推進とその先にある市場活性化を目指す。食材を厳選する目は目利きが唸るほど。また市場の話になると詳しく面白く、まるでエンターテイメント。
*魚河岸で食品を仕入れて、料亭や旅館に納入する業者のこと
温故知新!歴史に新しい時代の色を重ねていきましょう
生まれも育ちも築地の仲卸!魚食アンバサダー
本間 奈々
専務理事
築地市場・豊洲市場の仲卸で働いて20年。築地から豊洲への移転後も、“魚河岸スピリット”や“目利きの技”、そして“市場文化”が継承され続けることを願い、代表とともに当協会を創設。目利きも憧れる目利きを兄に持ち、多くの人に愛される素質を活かして、目利きの技や想いが込められたおいしい魚食を多くの人たちに伝えている。協会のムードメーカー。
一緒に「MEKIKI」の世界共通語化を目指しませんか?
2児の母、じつは市場の楽しみ方マイスター
渡辺 さくら
専務理事
海・山・川の幸に恵まれた富山で生まれ育つ。学生時代を過ごした大阪では、日本料理店にてアルバイト。常においしいものに囲まれて生きてきたため、東京へ移住後は築地市場の魅力に取り憑かれる。もちろん「飲食」が大好きで、いまも割烹を手伝う。このなかで養われた目と主婦の目により、リーズナブルでおいしいものをはじめ、市場の楽しみ方を発見するのが得意。
市場のさまざまな食材で、一緒においしく楽しい人生を!
食育で脳育を!魚と野菜のマリアージュプランナー
荒川 あやこ
常務理事
食生活コーディネーターであり野菜ソムリエ上級プロ、そして睡眠改善インストラクター。数々の経歴を活かし、料理提案、食育、睡眠や過ごし方についての講演活動を行う。そのかたわら、縁と直感で魚がしコンシェルジュ第1期を受講。協会へ参画。その好奇心と知識、技術から生み出されるレシピや、食育を通した脳育講座は大好評。双子の息子さんたちは、絶対に幸せものだと思う。
まだ知られていない魚と野菜の素敵な相性があるんです
豊洲も浜田もおいしく発信するデジタルマエストロ
根本 朋美
常務理事
島根県浜田市出身。浜田漁港の仲買の家で育つ。これまでにデザイン、ブランディング、デジタルマーケティングという、時代のニーズに合わせた職種を経験。現在は、その知見と故郷への想いを活かし、豊洲のみならず浜田港の魚介についても発信。より多くの人たちへおいしい魚食文化を伝えることで、市場の活性化をはじめ島根、さらに日本の水産業の活性化を狙っている。
旨さを伝えて、もっと多くの方たちの毎日を鮮やかにしていきます