料理レシピ イワシの梅煮~皮を破かずに煮るコツ 投稿日: 2020年5月21日2024年1月26日 t-nemoto 今週の魚は【鰯 イワシ】です。千葉県銚子で揚がるものには、”入梅いわし”というブランドいわしがありますが、梅雨時期が一番脂ののりがよく、内臓をかき出す際、包丁にあぶらがねっとりとつくほどです。夏~秋にかけて旬のイワシは栄養素が豊富で、多くのビタミン類に鉄分やカルシウム、タンパク質…。生活習慣病予防や、子どもの脳の発育には欠かせないDHA・EPAも豊富です。また、イワシと梅は旬の出会いもの。梅の収穫は真っ盛りを迎えております。梅干しには、ミネラルやクエン酸などが多く含まれ、これからの季節、夏バテ解消などに大活躍することでしょう! おいしく食べて健康に♪ 【材料】イワシ 4~5尾A(※1)梅ぼし 大1~2個酒 50㏄水 150~200㏄酢 大1生姜 1片B砂糖 大2みりん 大1しょうゆ 大2 イワシの頭と内臓をとりのぞき、洗って水分をふきあげたら重ならずに入る大きさの鍋に並べます。 ここにAを入れ、キッチンペーパーを被せ中弱火にかけます。 鰯の皮は薄くはがれやすいので、水から煮る!これがポイントになります! 3分ほどで沸騰してきたら、調味料Bを加えて引き続き中弱火で10分ほど煮れば出来上がりです。 鍋止めをし、粗熱がとれたらイワシを取り出し、お好みで煮汁を煮詰めてもよいです。ここで甘めが好みの方は砂糖小1程度を加えるとよいでしょう。 (※1)塩辛い梅干しの場合には1個。水の量は鍋やイワシの大きさにより調節します。鰯の高さ3分の1くらいが出ている状態の水分量でOKです!) そして!野菜ソムリエ上級プロのおススメのつけ合せ野菜は、 旬の走りの #金時草 です! 金沢を中心に栽培されている加賀野菜。β-カロテンやポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富な若返り野菜でもあります。 葉を摘み熱湯で30秒!茹で過ぎ禁物です! 独特の香りとぬめりが個性的な金時草 & こってりと煮たイワシの相性はとても良いです♪是非お試しください! 季節のさかなとやさいを組み合わせることで、栄養バランスが整います♪ レシピをご案内するのは、当協会理事で魚がしコンシェルジュ、野菜ソムリエ上級プロの荒川あやこ先生。日本のすばらしい「食」を繋ぐ為、食事会やイベントを通じ、日本各地の伝統野菜や魚の美味しさを伝える活動をしています。